2011年07月03日

C.W.ニコル アファンの森

黒姫高原にある、「アファンの森」に行ってきました。
森の再生活動を実践するために、作家であり、環境保護活動家としても有名なC.W.ニコルさんが
25年前から少しずつ土地を買いながら、里山を育てています。

テレビ信州の「里山ものがたり」というプロジェクトに、
DEFが協賛させていただいていて、その活動の一つ
「森と風の教室」に参加しました。

参加者は、県内の高校生、大学生20名くらい。
NPO法人よっこらしょのスタッフさん。
テレビ信州のスタッフさん。みんな一緒にバスで黒姫に到着。

雨が降るか、降らないか、霧が覆う幻想的な雰囲気の森の中へ。
miti.jpg

人の手が入り、そして放置され荒れた森に到着。
今どんな気分?アファンのスタッフの方から問いかけられます。
うっそうとして怖い。暗い。

では、こっちの森は?
草をかり、間伐し手入れされた森。
気持ちが良い。明るい。楽しい。わくわくする。

参加者は、五感を研ぎ澄ませそれぞれの「森」を感じます。

森の番人。松木さん。
15才から炭焼きをはじめ、25年前からニコルと森の手入れをしています。
matuki.jpg

何か質問して来てよ!オレを困らせてみなよ。
なんでだろう?どうしてだろう?
って、とにかく何でもいいんだよ。
山には、何千、何億もの生体、不思議があるんだよ!
不思議を大切に、それを追求すると視野が広がる。そうすると楽しいんだから♪
パワフル。目がキラキラ(^−^)少年のような松木さん。
何を聞いても知っている、森を愛している本当にすごいヒトです。
何気なく語る松木さんの言葉の奥の深さにやられました揺れるハート


matuki7.jpg


森を再生し、湧き水が蘇りました。
すっと体に入っていく、ほんとにおいしい水。
尊い感じがします。
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アファンの森で、一番大きな木が立つ場所。
マイナスイオンの数値が、他は500に対してここだけ6000というパワースポット!
mizu1.jpg

散策の終点の場所に、
ニコルさんが待ち構えていました。雰囲気が怖い。。。のか
皆一瞬で緊張モード。
「しやがれ!なんて今日は、言いませんよ(^^♪」by嵐にしやがれ。
という言葉に学生さんもホッ。としてました(^−^)
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ニコルさんのお話し。
エチオピアの荒れた村のこと。森に手を入れて再生。
時間がかかったが水が蘇り、やがて田畑ができて、村の暮らしが安定した。
森は、わたしたちの暮らしにとっても重要なんだ!と教えて下さいました。

わたくしは、100年先の森を夢見ています。
大木があって、若い木もあって、動物がいる。
100年先の森は見ることができないけれど。。。

すぐじゃなくていい、皆さんも何かのタイミングで今日の事を思い出して
森に少しでも関わってくれたら嬉しい。とのメッセージ。

nikoru.jpg

森の木で火をおこして、ニコルさんの母国レシピ「パンケーキ」を
焼いてくれました。森に住む動物たちを驚かせないよう石塀の囲みがあって、共存しています。
nikoru3.jpg

とっても珍しい鳥。アカショウビンの羽。
昨日まで鳴いていたのに、鷹に食べられてしまった様子。
羽とくちばしだけが見事に残っていました。
せっかくこの森に来てきれたのに。スタッフの方はがっかり。
こんな森の関係も知りました。
hane.jpg

「熊」も「ふくろう」も帰ってくるほど豊かになった森。
森の中を歩きながら、きっとたくさん幸せな動物や生き物、精霊みたいなのが
住んでいるのだろうなぁ、と言うような感じを受けました。

改めて、山を守る活動をする意味を感じた1日でしたるんるん


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posted by アトリエデフ at 14:30 | Comment(0) | アトリエDEF通信
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